広告効果を上げるための広告媒体
広告効果を上げるための広告媒体
Know how Reading
ホームページ、ロードサイン、駅看板、電柱広告、フリーペーパーなど広告媒体は様々です。
広告は、単に出しているだけでは意味がありません。
「知っている≠来院動機」
にはならないからです。
結論から言えば、単に広告を出しているだけでは意味がないということです。
患者さんに知ってもらうことは前提ですが、他院との差別化を図り、選んでもらえる医院づくりやプロモーションをする必要があります。
では、どうすれば数多くあるクリニックから選んでもらえるのか?
今回は、そんな数ある広告媒体についてご紹介します。
・ホームページをとりあえず作った
・駅看板や電柱広告などいろいろ広告を出している
・これ以上どう広告をしたらいいのかわからない
など、とくに開業された先生からよく相談があります。
開業前からも、広告を出す上でどの広告にどれくらい予算をかけるべきか?
というのは、先生方の悩みでもあります。
クリニックが広告をする上で、重要なものとして、『医療広告ガイドライン』というものがあります。
ホームページについては、関係団体による自主的な取組みはあったものの明確な規制は存在しておらず、医療に関する広告は「医療法」において規定され制限を設けられているのみでした。
そんな中、美容整形などの美容医療に関する相談件数やトラブルが増えたことを受け、ホームページ上で誤解を招く広告表現を規制するための『医療広告ガイドライン』が厚生労働省所管のガイドラインとして更新されました。
患者様にとって正しく医療を受けてもらえないと判断されるような表現を掲載した場合は、是正命令や罰則等の対象となってしまいます。
『医療広告ガイドライン』の対象には、チラシ、パンフレット、看板、新聞紙、雑誌、放送、インターネット上の広告等、ほぼすべての媒体が指定されています。
そんな『医療広告ガイドライン』に留意しながら、「内視鏡検査」「日帰り手術」「日曜診療」「駐車場あり」など、他院との差別化をすることで、来院してもらえる可能性は高くなります。
さらに、一番他院と差別化を図りやすいのは、診療理念や先生の人柄です。
人間性はその人の特徴であり一番アピールしやすい部分でもあります。
その他に、「きれいな医院」「駅から近い」「平日夜遅くまでやっている(夜間診療)」「女医」などを如何にアピールできるかもポイントとなります。
上記のようなポイントを如何にアピールできるかが広告効果を上げる工夫の一つです。
『医療広告ガイドライン』は、更新され続けており医療に詳しくない業者は知らなかった…と、大きなトラブルになったケースもあります。
書いてある内容も、わかりづらい表現が多々あるため、これは大丈夫なのかどうか等、判断がつかない場合はまずはご相談ください。