「確定申告」とは？｜ドクターの医業と暮らしをサポート｜大阪府医師協同組合

「確定申告」とは、

毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得の金額と、

それに対する所得税等の額を計算して確定させる手続き。

 

【必要な人】

①給与の年間収入が2,000万円を超える人

②2か所以上から給与の支払いを受けている人

③ふるさと納税を行い、ワンストップ特例を活用しなかった人

④医療費控除を活用する人

⑤当年中に予定納税をした人

⑥住宅ローンを活用する場合(初年度のみ)

 

【申告時期】

翌年2月16日から3月15日までに申告する必要がある

＊還付申告(所得税の還付を受ける申告)は、5年以内であればいつでも申告が可能！

 

【振替納税】

振替納税とは、指定の銀行口座から自動的に納税が行われる手続き

納付時期も普通納付より後になるため、資金準備をできるというメリットがある。

 

【必要資料】

必要な資料が多くあるため事前に準備することが必要！

一例：

源泉徴収票

毎月個人で払っている人は健康保険料・国民年金

年末に送られてくる各種証明書(生命保険料・地震保険料・小規模企業共済)

ふるさと納税の寄附金控除証明書

医療費の領収書(公共交通機関での交通費は算入可能のため普段から管理しておく)

 

最後に、確定申告は必要な手続きです。

 

申告漏れによって、多額の延滞金などが科せられることもあります。

また、実際には還付を満額受けられていないケースも多々あります。

 

詳しくは、税理士事務所もしくは税理士法人までご相談ください。

専門家ならではの目線でご相談できると思います。

 

次回は、「事業計画書とは？」を解説します。